2025/11/13 ブログ
抜歯即時埋入のインプラント
インプラント治療は時間がかかる、と聞いて不安に思っていませんか?しかし最近では、抜歯をしたその日に人工歯根(インプラント)を埋め込む抜歯即時埋入という方法があります。
今回は、インプラント初心者の患者さんにもわかりやすいように、抜歯即時埋入の特徴やメリット・注意点について解説します。
抜歯即時埋入とは
抜歯即時埋入(ばっしそくじまいにゅう)とは、その名のとおり歯を抜くのと同時にインプラントをあごの骨に埋め込む治療法です。通常のインプラント治療では、抜歯後に傷口や骨が治るまで2~3ヶ月待ってからインプラントを入れるのが一般的でした。しかし抜歯即時埋入では、抜歯と同じ日にインプラントの土台を埋入できます。その結果、従来法に比べて手術の回数が減り、治療期間も大幅に短縮されます。
患者さんにとって長期間歯がないまま過ごす負担を減らせる画期的な方法です。
抜歯即時埋入のメリット
抜歯即時埋入には、患者さんにとって嬉しいメリットがいくつもあります。
治療期間の短縮
抜歯後の骨の治癒を待つ必要がないため、従来より治療全体の期間を数ヶ月短縮できる場合があります。抜歯とインプラント埋入を一度に行うことで通院回数も減り、早く新しい歯で噛めるようになるでしょう。
体への負担が少ない
抜歯した後の穴を利用してインプラントを入れるため、歯ぐきを大きく切開する必要がなく、手術回数も少ない分、術後の腫れや痛みも軽く済みます。
顎の骨や歯ぐきのやせを抑えられる
何も入れずに放置すると周囲の骨や歯ぐきが痩せて下がってしまうことがあります。抜歯即時埋入によりこうした変化を抑え、将来的な見た目や安定性の維持につながります。
抜歯即時埋入の注意点
メリットの多い抜歯即時埋入ですが、誰もが受けられるわけではありません。注意すべき点として以下が挙げられます。
適応できないケースがある
抜歯即時埋入は、顎の骨量が充分であることや重度の歯周病がないことなど、全ての患者に適用できる治療法ではありません。抜歯した部分の骨が足りない、感染や炎症が強い場合などは、残念ながら即時埋入が行えないケースもあります。
高い技術が必要
抜歯即時埋入は高度な技術と経験を要する難しい治療で、対応できる歯科医師や歯科医院が限られます。
まとめ
抜歯即時埋入は、抜歯と同時にインプラント治療を進められる画期的な方法です。治療期間が短く、術後の痛みや腫れも軽減できるため、患者さんの負担を大きく減らせます。
一方で適応条件があり高度な技術を要するため、誰もが受けられる治療ではありません。まずは歯科医師に相談してみましょう。

