2025/05/26 ブログ
マイクロスコープを使った根管治療
長島デンタルクリニックでは、根管治療(歯の神経の治療)における成功率を高めるため、ライカ社のマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を活用した精密治療を行っています。
マイクロスコープは、高輝度の照明と最大20倍程度の拡大視野を確保できるため、肉眼では見落としやすい歯の根の奥深くや微細な病変まで明確に視認することができます。これにより、感染源を的確に除去し、再発のリスクを抑えた確実な処置が可能となります。
※今夏に2台目を導入予定です。
さらに、治療中にはラバーダムと呼ばれるゴム製のシートを用いて、治療部位以外を隔離しています。これは唾液や細菌の侵入を防ぎ、根管内を清潔な状態に保つために非常に重要な工程です。根管内は可能な限り無菌に保たなければならず、ラバーダムによる防湿処置は、精密な根管治療を行ううえで欠かせません。
当院ではこのように、マイクロスコープとラバーダムを組み合わせることで、従来よりも格段に精度の高い根管治療を実現しています。見えない部分だからこそ徹底的に可視化し、患者さんの歯をできるだけ長く健康に保てるよう努めています。
詳しくは根管治療のページをご覧ください。
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