2026/03/30 ブログ
再生療法を使う場面と治療の流れ
再生療法(CGF/AFG)は「骨を増やす」ためだけのものではありません。術後の回復を支える環境づくり、創部の安定化、必要に応じた骨造成の補助など、目的は複数あります。
ここでは長島デンタルクリニックで想定される代表的な活用シーンと、基本的な流れをまとめます。
再生療法を検討する代表的なケース
上顎の奥歯で骨の高さが不足している場合
上顎洞までの距離が短いケースでは、状態に応じて材料や方法を選び、骨の回復を補助する設計を検討します。術後反応をできるだけ抑えるため、必要性を見極めながら適応します。
歯周病などで骨が部分的に吸収している場合
インプラント埋入後、骨の不足部に対して人工骨を用いる必要がある場面では、AFGとして“まとめて”填入するなど、安定した充填を目的に活用することがあります。
抜歯と同日に埋入するケース(抜歯即時埋入)
抜歯後のスペースを含めて治癒環境を整えたい場面では、ゲル状成分を膜状に整形して使用するなど、創部の保護や回復を意識した設計を行うことがあります。
再生療法の基本的な流れ
- 治療当日に採血を行います。
- 専用の機器で一定時間処理し、血液由来成分を抽出します。
- 目的に合わせて、ゲルのまま使用する/膜状に整形する/人工骨と混合するなどの方法で治療に用います。
適応が決まるポイント
再生療法は、誰にでも同じように行う“固定のメニュー”ではありません。骨の量、欠損の形、歯ぐきの状態、治療範囲、既往歴などを踏まえて適応を判断します。まずは検査で状態を確認し、必要性やメリット・注意点を含めてご説明します。
再生療法は、治癒を後押しし、治療負担を抑えるための選択肢の一つです。骨造成が必要なケースでも、状態に合わせて方法を選べることがあります。気になる方は、検査結果をもとに具体的な治療計画をご案内しますので、お気軽にご相談ください。

